#11 音楽のもつパワーに感動!「グレイテストショーマン」
目次
あらすじ
小さいころから貧しくも夢想家のバーナムは、良家の令嬢チャリティと結婚。ニューヨークでつつましい暮らしを始めて娘たちも生まれるが、仕事が長続きせず、貿易会社に就職しても、会社の貿易船が沈没してしまい倒産、彼を含む全ての従業員が解雇される。しかしバーナムは沈没した船の登録証を持ち出し、それを担保に銀行から資金を借り、世界中のあらゆる奇妙なものを展示した「バーナム博物館」をオープンさせる。だが客足はかんばしくなかった。そんなとき、彼は娘のある一言をきっかけにショービジネスの道へと進む。小人症の男、大男、髭の濃い女、全身刺青の男、結合双生児の兄弟など、世間から隠れるようにして生きていた様々な人を集め、いわゆるフリーク・ショー(見世物小屋)のサーカスを始めたのだ。彼らのショーは大盛況になるが、批評家には酷評され、市民の中には「街の恥さらし」と激しい抗議活動をする者も現れた。バーナム一家も裕福にはなったものの、上流社会からは単なる成り上がりの怪しいペテン師親子という扱いしかされなかった。バーナムは劇作家のフィリップ・カーライルと出会い、彼をショーの演出家にスカウトする。バーナムの熱烈な勧誘を受けたフィリップは取り分10%で承諾する。劇場を訪れた彼は、有色人種の空中ブランコ芸人であるアンを見初めてしまう。フィリップのコネにより、ショーの仲間を連れてヴィクトリア女王に拝謁することができたバーナムは、欧州随一のオペラ歌手とほまれ高いジェニー・リンドと出会う。彼女のアメリカ公演を成功させれば、遂に上流社会の仲間入りができ、娘たちも馬鹿にされなくなると考えたバーナムは、フィリップに劇場運営を任せ、自らはジェニーの公演に全てを注ごうと決めた。ジェニーの歌声は素晴らしく、初演は大成功を収めて批評家にも絶賛される。バーナムの名声にも箔がついたが、そのせいでバーナムは劇場のキャスト達を疎んじるようになった。劇場以外に拠り所がない彼らは必死にショーを続けるが、バーナム不在の劇場は人気が落ちていく。フィリップはアンをデートに誘うが、たまたま出会ったフィリップの両親はアンを侮辱し、彼女は逃げ去ってしまう。追いかけたフィリップは身分の差など関係ないと説得するが、アンは不可能だと彼を拒絶する。一方、バーナムは多大な借金を重ねてジェニーの全米公演ツアーを敢行し、当初は大好評を博するが、その道中でジェニーから寄せられる好意以上の誘惑に良心の呵責を感じ、二人は決裂。途中でツアーは打ち切りになってしまう。ジェニーは最後の公演終了時に、バーナムに当てつけのように「お別れのキス」をし、新聞の一面をスキャンダルで飾る。フィリップに任せていた劇場だったが、市内の反対派との争いから放火され全焼してしまう。フィリップはアンを救出しようとして燃える劇場に飛び込み、バーナムによって救出されたものの意識不明で病院に運ばれた。さらにジェニーのツアー中止による負債でバーナムの邸宅は差し押さえられてしまい、チャリティは自分勝手なバーナムに愛想を尽かし、娘たちを連れて実家に帰ってしまった。全てを失ったバーナムが独りパブで酒を飲んでいたところ、サーカスの団員たちが現れ、彼にサーカスを再建するよう説得する。バーナムは、自分が何のために名声や成功を追い求めていたのかを思い出し、サーカスがいまや自分と団員たちにとって家族であり居場所となっていたことに気づかされたのだった。重症のフィリップも、アンに見守られてようやく回復した。バーナムは去った妻を追いかけ、関係を修復する。サーカスの財政的困難も、フィリップが彼の貯金を使って再建することを提案、野外のテントサーカスとして新しく蘇った。再開したサーカスは大きな成功を収め、フィリップとアンは結ばれる。バーナムはフィリップにショーマンの座を譲り、妻に寄り添われながら、家族との時を慈しむのだった。
キャスト
- P・T・バーナム - ヒュー・ジャックマン(山路和弘)/ エリス・ルビン(幼少期)
- フィリップ・カーライル - ザック・エフロン(木村昴)
- チャリティ・バーナム - ミシェル・ウィリアムズ(中村千絵)/スカイラー・ダン(幼少期)
- ジェニー・リンド - レベッカ・ファーガソン、ローレン・アレッド(歌部分[5])(北西純子)
- キャロライン・バーナム - オースティン・ジョンソン(大久保瑠美)
- ヘレン・バーナム - キャメロン・シェリー(米本早希)
- フィロ・バーナム - ウィル・スウェンソン
- Mr.ウィンスロップ - ダミアン・ヤング
- ウィンスロップ夫人 - ティナ・ベンコ
- ジェームズ・ゴードン・ベネット - ポール・スパークス(斉藤次郎)
- Mr.オマリー - エリック・アンダーソン(菊池通武)
- アン・ウィーラー - ゼンデイヤ(真壁かずみ)
- W・D・ウィーラー - ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(山本祥太)
- レティ・ルッツ(熊女、髭の生えた女性) - キアラ・セトル(日野由利加)
- 親指トム将軍(小人症の男性) - サム・ハンフリー[注 1]、ジェイムズ・バブソン(歌、台詞部分)(中村章吾)
- リーズ卿(太った男) - ダニエル・エバーリッジ(桜井敏治)
- フランク・レンティーニ(寄生性双生児、3本足の男[注 2]) - ジョナサン・レダヴィド
- コンスタンティン王子(入れ墨男) - シャノン・ホルツァプフェル(井川秀栄)(コンスタンティンは身体の極1部を除き、体の全てにタトゥーが掘られていた)
- チャン&エン・ブンカー兄弟(シャム双生児の由来になった結合双生児) - 小森悠冊(チャン)&ダニエル・ソン(エン)
- ウォルター(犬少年、獅子面男ライオネル、多毛症の男性) - ルチアーノ・アクニャJr.(古川裕隆)
- アルビノツインズ(白皮症の双子姉妹) - ミッシー・パトロナリー&シェオアイフェ・コールマン
- 顔や身体に痣を持つ男性(象の肌を持つ男、スタージーウェーバー症候群か血管腫と思われる男性) - ジェレミー・ハドソン
- ブロックヘッド(ピアス男) - テイラー・ジェームズ
- デビルボーイ(二本角の男[注 3]) - ヴィンセント=オリバー・ノワジュー
- ストロングマン(怪力男) - ティモシー・ハージェス(元はAngus Mòr MacAskillで巨人症でもあった男性)
- タトゥーレディ(タトゥーのある女性) - チェルシー・キャソ
- 白い服を着た白髪の男性(半陰陽でアルビノの男[注 4]) - キーサン・ブラジルフォード
- オリエンタルマン(東洋人の男) - アレックス・ウォン
- ゴールデンボーイ(金でメイクし金の装飾を付けている青年) - ジュリアス・ルビオ
- ヴードゥーツインズ(ブードゥー教の双子) - ディアンナ・ウォルターズ&ジェシカ・カストロ
- スネークダンサー(蛇を使い踊る女性) - ナジラ・ジラム
- エジプションレディ(エジプトの女性) - クリスティーナ・ギラー
- オー・クランシー(アイルランドの巨人[注 5]) - ラデュー・スピングヘル
- 人間大砲 - ケネス・チャン
- ジェフ・ハリス(ジャグラー) - ニック・ジャンツ
- ディン・ヤン(中国人のアクロバットと剣のスペシャリスト) - ナターシャ・リュー・ボルディッツォ
音楽あってのグレイテストショーマン
キャッチ―な楽曲や心揺さぶる歌詞がその映画の魅力をぐ――っと引きたたせるわけですが、この作品はまさにそうです。
“This Is Me” いいですよね。スーパードライのCMでも使用されていました。CM版はレティ役のキアラさんではなく、カバーバージョンのKESHAさんだとネットに載っていました。両方大好きです。
大谷選手の登場曲
2020年今季の登場曲として “The Greatest Show” を使っています。ご存じの方多し!!ですね。( SHOWTIME) にピッタリ! Greatest Shohei !!
人生で経験することや味わう感情をギュッと凝縮
成功や挫折、偏見、友情などがストーリーには詰まっていて、誰もが何かを思い、考えさせられると思います。ぜひご覧ください。
本日のコーヒー
先日録画した「映画音楽はすばらしい!Ⅳ」みなさまはご覧になりましたか。5/14 (土) NHKBSで放送されていた番組です。
映画スクリーンを生オーケストラの真ん中にアーティストが立って映画のメインテーマを歌うといったものです。
“The Greatest Show” を山本耕史さんがメインで歌い、サイドボーカルを高尾直樹さん達が担当。カッコイイ!豪華でした!パート5放送の時はぜひとも観たいです。
昨日、今日と映画に没頭。マルチタスク人間ではないので、今からやる事が山積み状態です。本日もお読みいただき感謝!また近々お会いいたしましょう。ありがとうございました。
P.S. ヒュージャックマンとミシェルウィリアムズが “Deception” で共演していたと思います。もう一度観ましたら、私が “今” 感じる事を書きますね。
よろしければこちらもどうぞ↓
※SINGもステキな楽曲満載です